中国・アジアの工場進出情報

2021.6.1 Vol.33 No.10
産業アナライズ<再生可能エネルギー>
水力だけじゃないラオスの再エネ拡大計画
翔栄クリエイトが98万kW太陽光発電建設

 日本企業によるラオスでの再生可能エネルギー関連事業の進出が相次いでいる。同国では従来より水力発電が盛んに行われその電力が隣国にも輸出・販売されており、こうした発電プロジェクトの運営に日本企業も携わる。ただ、政府による新たな発電所の開発に対する規制やメコン川の水量減少などで、同国での水力発電の建設は今後難しくなっていくことが見込まれる。そうした中で新たな代替再エネ電源として期待を集めているのが太陽光発電である。開発も急ピッチで進められており、こうした新たな市場へ参入を決めた日本企業も現れ始めている。なかでも、98万kWという大規模なメガソーラーのプロジェクトを受注したことで大きな注目を集めているのが翔栄クリエイトである。
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