中国・アジアの工場進出情報
2021.6.1 Vol.33 No.10
産業アナライズ<機械>
建機各社の中国事業が成長軌道に回帰
2020年度はコマツと日立建機が大幅な増収
日本の建設機械メーカーの中国事業が2019年度を底に2020年度から成長軌道に回帰している。2019年度は地場メーカーの台頭に加え、12月に湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスの影響でコマツ、日立建機、住友重機械工業の中国売上高は3社ともに大幅な減収を余儀なくされたが、現地政府の景気刺激策が奏功し、2020年3月以降、需要が右肩上がりで拡大。2020年度はコマツと日立建機が大幅な増収を達成した。なお、コベルコ建機は地域別の売上高を公表していない。
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