中国・アジアの工場進出情報
2021.5.15 Vol.33 No.9
バンコクレポート
タイで進展するキャッシュレス社会
中銀、デジタル通貨を３～５年後に完全導入
タイで現金を使わないキャッシュレス化が急速に広まっている。バンコク銀行など大手商銀はモバイルバンキングを導入、スマートフォンの普及で利用者が急増し、携帯端末を使った送金や公共料金の支払いが当たり前となった。小売店では銀行口座と連動したデビットカードを使う顧客が大半を占める。さらにタイ中央銀行は今年４月、中銀が発行するデジタル通貨(ＣＢＤＣ)の導入を公表した。タイから現金が消える日は遠くないかもしれない。
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