中国・アジアの工場進出情報
2021.5.15 Vol.33 No.9
FOCUS
2020年のアジアM&Aは低調
ASEANでは金額ベースで増加事例も
日本企業による2020年のM&Aは低調に推移した。新型コロナウイルスの感染拡大により、企業価値の判断が困難な状況となっており様子見の姿勢が広がったためだ。M&A助言のレコフによると、2020年の日本企業が関わるM&A件数は3,730件となった。過去最多を記録した2019年の4,088件を358件、8.8%下回る低調ぶりである。総件数の減少は2011年以来9年ぶり。
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