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産業アナライズ<化学> |
アジアのエチレン新増設動向
2020年は中国で500万t/2021年1,500万t増加 |
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昨年、アジアエリアで予定されていたエチレン新増設計画の多くが2021年に持ち越され、今年の増加能力は年産1,500万トンを超える見通しになった。それでも、2021年の供給増に寄与できる2020年の増加能力は500万トンを超えており、そのうちの大半が中国での増加能力だった。新型コロナ変異ウイルスの猛威が一向に止まない環境下で人の動きは制限されているが、内需増が期待できる中国を筆頭にアジアの基礎石化製品需要は回復への道を歩もうとしている。
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