中国・アジアの工場進出情報

2021.4.1 Vol.33 No.6
バンコクレポート
タイの業界天気図、「快晴」は2023年以降か
自動車や小売りに回復の兆し、観光は低迷続く

 タイ国家経済社会開発委員会(NESDC)は2月15日、2021年の国内総生産(GDP)成長率が2.5〜3.5%となり、20年のマイナス6.1%減から2年ぶりにプラスに転じると発表した。うち政府・民間投資は合わせて5.7%、民間消費は2.0%、輸出額は5.8%増加し、それぞれ2020年の4.8%減、1.0%減、6.6%減から回復する。今年の物価上昇率は1〜2%と、20年のマイナス1%から上昇する見込み。今年のタイ産業界を展望してみた。
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