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産業アナライズ<自動車> |
ステランティス誕生
出資者中国政府の思惑は? |
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仏・PSAと伊・FCA(フィアット・クライスラー・オートモビルズ)の経営統合が終了し、持株会社ステランティスが1月16日に誕生した。本社はオランダのアムステルダムに置き、合計14の自動車ブランドを持つ。主要株主はフランス、イタリア、中国という、いままでの自動車メーカーにはなかった構成である。活動範囲は全世界に広がり、年間販売台数は約800万台(2019年実績)。トヨタ、VW(フォルクスワーゲン)、ルノー・日産・三菱という1,000万台3グループに次ぐ勢力になる。同時に、フランス政府と中国政府がステランティスの株主構成では出資比率対等になる。いろいろな意味で、今までに存在しなかった自動車メーカーである。
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