中国・アジアの工場進出情報

2020.12.15 Vol.32 No.22
産業アナライズ<物流>
始まった「ASEAN高効率物流」への取り組み
パイオニアが実証事業を開始

 アジアにおいて物流の高効率化は喫緊の課題となっている。日本においてもドライバー不足を補うための高効率化が進められているが、アジアとくにASEAN諸国においては問題はさらに深刻だ。その最大の要因は整備が遅れている物流インフラと渋滞問題だ。道路インフラ、鉄道貨物輸送など様々な面で水準が低く、コストの上昇、時間のロスは大きくなる傾向にある。加えて日本水準での教育を施したトラックドライバーの数も限られるため、運用スケジュールもタイトで物流能力も限界がある。
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