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産業アナライズ<物流> |
増加する特殊倉庫への取り組み
冷蔵冷凍、危険物対応まで |
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昨今の物流企業によるアジア投資のなかで目立つのが特殊な分野にフォーカスした倉庫の建設である。その代表格と言えるのが冷凍冷蔵倉庫だ。同分野への投資は、アジア各国でのコールドチェーン構築の文脈で断続的に行われており、中国やタイでの投資がこれまで中心となってきた。両国都市部における所得増による生活水準の向上と、都市型労働者の生活様式の変化で、大きな需要が見込まれたからだ。しかし各社がこぞって投資を実施し、現地企業による参入も増加したことから、すでに主要地域では供給過多の状況すら発生しており、価格競争の激化を引き起こす事態となっている。こうしたことから、各社の投資はその他のASEAN諸国に向き始めている。
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