中国・アジアの工場進出情報

2020.11.15 Vol.32 No.20
バンコクレポート
タイ企業、日本の太陽光発電から撤退
ベトナムにシフト、CLMVでバーツ圏拡大へ

 タイ企業が日本の太陽光発電所から撤退する動きが増えてきた。電力買い取り価格の引き下げにより投資リターンが低下しているのが理由だ。代わりにベトナムなど周辺国に投資先がシフトしている。一方で、タイ政府は工場屋根に太陽光パネルを設置するルーフトップ型ソーラーやごみ発電所への優遇策を拡大しており、この分野の新規投資が増加している。電力流通市場の創設に向けた準備も始まった。
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