中国・アジアの工場進出情報
2020.９.15 Vol.32 No.16
FOCUS
経産省がASEANへの生産移管を後押し
中国だけでなく日本からの移管も加速か
経産省が推進する「海外サプライチェーン多元化等支援事業」の第２次募集がこのほど開始された。公募締切は10月２日17時で、採択事業については11月上旬以降発表されることになる。同事業は、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、マスクや医療品の品不足が長期にわたり継続するというサプライチェーンの脆弱性が顕在化したことから、アジア地域における生産の多元化によってサプライチェーンを強靭化し、日本とASEANの経済産業協力関係を強化することを目的として実施するものだ。第１次公募では、設備導入補助型の事業を対象に30件(申請件数124件)が採択された。
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