中国・アジアの工場進出情報

2020.9.1 Vol.32 No.15
華人企業家の夢と野望
蔡英文政権の経済外交に落とし穴はないか(上)
――「新南向政策」の現状を考える

 台湾における親中派のシンボル的存在だった韓国諭(国民党)のリコールによる失職を受け、8月15日に高雄市長選挙が行われた。その結果、民進党の陳基邁候補が得票率70.07%(67.1万票)を獲得し、国民党と民衆党の両候補を圧倒的大差で退け、民進党の牙城である高雄市の奪還に成功した。
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