中国・アジアの工場進出情報

2020.9.1 Vol.32 No.15
企業進出スタディ
マツオカ、ベトナムに感染対策防護服の生産を中国から移管
「海外サプライチェーン多元化等支援事業」に採択

 マツオカコーポレーションは2021年度にもゲアン省アンナムでアイソレーションガウン(感染対策防護服)の生産を開始する。同社グループは、新型コロナウイルス感染対策として日本政府からマスク生産を受注したのを機に、医療介護分野の衣料品事業に進出した。マスク以外にも防護服の製造を中国の子会社工場で開始したが、基盤となる縫製製品の生地調達・製品生産体制ともに中国に一極依存している状況が問題となっていた。
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