中国・アジアの工場進出情報

2020.7.1 Vol.32 No.12
ビジネスレポート
タイ市場を重視する制御機材

 FA機器の専門商社である制御機材(上條成幸社長、東京都新宿区西新宿1丁目26 新宿野村ビル28F)は、空気圧制御システムで世界トップのSMC(東証1部)という6000億円企業が100%出資している子会社。制御機材は2002年4月にSMCが主要株主だった日本制御と東京機材が合併して誕生した会社で後にSMC100%の子会社である制御機材になっている。SMCは世界83カ国に進出、30カ国で海外生産拠点を構えており、タイではバンコクのドンムアン国際空港からもさほど遠くはないパトムタニ県にあるバンカディ工業団地に1994年にSMCタイを設立しており、2015年9月18日にタイ商務省に登録した制御機材タイ(SKT)もSMCタイと同じ敷地内にある。SMCはタイのラヨーン県にアクチュエーター(シリンダー)、電磁弁などを生産する大工場も構えている。
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