中国・アジアの工場進出情報

2020.6.15 Vol.32 No.11
産業アナライズ<機械>
建機各社の中国事業がかつてない苦境に
2019年度は3社ともに大幅な減収

  日本の建設機械メーカーの中国事業がかつてない苦境に立たされている。地場メーカーの台頭に加え、2019年12月に湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスの影響でコマツ、日立建機、住友重機械工業の2019年度中国売上高は3社ともに大幅な減収で期を終えた。また、新型コロナウイルス感染の終息が見通せないなか、2020年度業績予想について日立建機を除く2社が5月末現在、未定としている。なお、コベルコ建機は地域別の売上高を公表していない。
掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権は鰹d化学工業通信社に帰属します。
(C)The Heavy & Chemical Industries News Agency, all rights reserved