開発途上国の産業開発を支援するUNIDO(国際連合工業開発機関)で事務局長を務めたアルゼンチン出身のCarlos Magariños氏が初代会長(現在顧問)として1999年に米国でスタートした「世界中小企業連盟」(GASME=Global Alliance of SME、www.globalSMEs.org)について日本では、ほとんど実態が知られていない。GASMEでは世界中の産業団体を巻き込み、世界初のGABO(Global Alliance of Business Organizations)と名付けた100万人規模の中小企業をメインとする団体をつくりあげる活動を活発化させている。「中小企業の国際団体」だが、実際にはスタートアップ(起業)から成長を遂げた中国などの大企業など世界の大手も多数参加している。GABOではグローバルなビジネス展開のためのビッグデータやビジネスリーダーの交流に役立つクロスボーダーのマッチメイキング・プラットフォームを作り活動を活発化させている。