中国・アジアの工場進出情報

2020.1.1・15　Vol.32　No.1 FOCUS 【中　国】 成長減速も市場への期待は継続 　外資企業による投資は増加維持 　2019年の中国経済は１年を通じて低調に推移した。最大の要因は米中貿易摩擦であるが、債務抑制や環境対策といった政策も下押し圧力につながっており、ある意味で想定内での減速とも言える。実需においても自動車市場やスマートフォン市場が目に見えて鈍化したが、電気自動車(ＥＶ)を中心とした新エネルギー車(NEV)や、第５世代移動通信システム(５G)への投資は依然として継続するなど、次のステージに対する期待は変わらず大きい。投資活動も製造業を中心に抑制の動きが見えるものの、景気支援策としての鉄道を中心としたインフラ投資に支えられ、外資直接投資額(FDI)は微増ながら成長を維持している。日本企業による投資も３年ぶりの前年割れとなる可能性が高いが、減少幅は小規模に収まる見込みである。 ⇒全文(PDFファイル) ⇒全文(HTMLファイル：図表含まず)

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