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産業アナライズ<物流> |
「中欧班列」で拡大する新物流ルート
日本企業もサービス網への取り込み視野 |
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中国で鉄道輸送の活用が増加している。中国国家鉄路集団によると、今年1-8月の国家鉄道の総貨物量は前年同期比6.2%増の22億トンとなった。注目が集まっているのが輸出入、すなわちクロスオーバー物流での活用だ。なかでも2011年に重慶とドイツのドュースブルク間で始まった国際定期貨物列車プロジェクト「中欧班列」はスタート時の年間17本から、2018年には3,673本にまで拡大。2019年に入っても、欧州との貿易が拡大するなかで本数が増加している。 |
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