中国・アジアの工場進出情報
2019.10.15 Vol.31 No.18
産業アナライズ<化学>
需給タイト続くアジアのSM動向
中国の大増設で2020年から事業環境一変へ
PS(ポリスチレン)やABS樹脂、合成ゴムなどの原料であるSM(スチレンモノマー)のタイトな需給状況が続いているが、2020年にはこれの事業環境が一変する見通しだ。中国で複数の大規模な新増設工事が進められており、来春から秋にかけて大型設備が完成していくと見られている。SMでは輸入ポジションにある中国は、SM輸出国に対して昨年からAD(アンチダンピング)課税しているが、その影響も随所に出てきた。国産品と輸入品の競争激化が避けられないSMの需給動向を追ってみる。
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