中国・アジアの工場進出情報
2019.8.1・15 Vol.31 No.14
政界人脈
《タイ》プラユット新内閣の陣容(上)
軍政の重鎮と連立与党幹部で構成
タイのプラユット首相と新閣僚は7月16日、ワチラロンコン国王の前で宣誓式を行い、3月の総選挙を受けた民政下でのプラユット新政権が正式に発足した。新内閣では、2014年5月のクーデターに伴って軍事政権の暫定首相を務めてきたプラユット氏のほか、プラウィット副首相(治安担当)、アヌポン内相の陸軍司令官経験者(退役大将)3人が、軍政時代から引き続き国内治安・行政分野の重職に留まった。また、経済政策全体を所管・監督するソムキット副首相(経済担当)、法務・議会連絡を担当するウィサヌ副首相(法務担当)、外交政策の舵取りを担うドン外相(元外交官)も再任された。内外の専門家やメディアからは新政権は「軍政の亜流政権」との論評が出ている。一方で、各省の大臣や副大臣には、主要な連立与党の党首や幹部が各党の下院での議員数に応じて起用された。
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