中国・アジアの工場進出情報
2019.8.1・15 Vol.31 No.14
バンコクレポート
タイ政府、プラごみ全廃など環境対策を強化
電子ごみの輸入禁止、廃車もリサイクルへ
タイ政府は、電子ごみの輸入規制に続き、レジ袋の撤廃やペットボトルのリサイクルなど環境政策を強化している。大手小売店ではレジ袋の利用禁止や有料化する動きが拡大。放置された自動車の処分にも乗り出すほか、ごみ発電所を増やす方針を決めた。6月末にバンコクで開催した東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会合は、海洋ごみ対策を盛り込んだバンコク宣言を採択しており、タイだけでなく東南アジア全域で環境対策が盛り上がりつつある。紙容器やバイオプラスチックなどの需要拡大が期待できる一方、国民負担の増大を懸念する声もある。現状をリポートする。
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