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ビジネスレポート |
日本企業との合弁狙うミャンマー・ピイの起業家
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ヤンゴンから北へ約300キロに人口20万ほどのピイ(PYAY)がある。このバゴー管区ピイにはピュー族の古代王朝「タイエーキッタヤー」の遺跡が残り2014年にユネスコが世界遺産に登録している。ピイはミャンマーにとって初めての世界遺産登録の地となった。ピイは独裁大統領として28年間ビルマに君臨したネ・ウインの生まれ故郷としても知られる。ミャンマー初の鉄道が敷設されたのもヤンゴン・ピイ間で、ヤンゴンまでのピイ道路は幹線道路として有名だ。ピイの工業団地にある日系工場は中国から進出してきた縫製業1社だけ。日本料理店が風光明媚なエーヤワディー(イラワジ)河に面してあるが、ピイで通信インフラ関係の工事を進める日本の大手電話会社のグループが食事にきていた。ミャンマーの大手銀行のピイ支店長の紹介でBO(ボー)ファミリーを取材した。家業は豆の選別工場の経営だが、3代目のトゥン・ナイン・ソー社長(42歳)は次々と新事業を立ち上げており、日本企業との合弁で食品加工などの新工場を作りたいと期待していた。 |
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