中国・アジアの工場進出情報
2019.5.1 Vol.31 No.8
産業アナライズ<自動車>
中国の自動車開発体制・その1
「もはやBEVは商品のひとつ」
4月16日と17日の両日に報道公開されたオート上海では、各社がさまざまなアピールを行った。しかし、中国メーカーでさえ、日本で報道されているように「BEV(バッテリー充電式電気自動車)一色」ではなかった。HEV(ハイブリッド車)もあれば欧州で流行すると言われている48V(ボルト)電源を使ったマイルドHEVもある。さらにSUVの次のブームを模索しミニバンとピックアップトラックも展示されていた。中国国営メーカーも非国営の独立系メーカーも「いまやBEVは商品のひとつであり、持っていて当たり前」と言う。しかし、外資にとっては、中国政府のNEV(新エネルギー車)政策に付き合うかどうかは別の問題であり、開発の重点をどこに置くかは経営方針で決まる。いまの自動車開発体制を中国目線を中心にお伝えする。
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