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ビジネスレポート |
「帰国実習生・社長の会」副会長がタイで自前の新工場を建設へ |
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外国人技能実習生の受け入れ大手の国際人材育成機構(アイム・ジャパン、本部は東京、裄V共榮会長のアレンジによる技能研修で日本に行ったタイ人はこれまでに約4,000人いるが、タイに帰国後も連絡がとれるタイ人をメンバーに「帰国実習生・社長の会(アムタ=IMATA)」が2016年に設立された。タイの日系大手自動車や家電向けを中心にペンキの製造販売をしている純タイ企業のヤマモト・ペイント社を起業したラップサデット・プーリスパッタナパーキン氏(愛称ノムさん)がアムタ初代会長を務めている。ノム会長によればアムタには現在359人の日本での技能研修から戻ったタイ人が登録されており、その内の20人ほどのタイ人は自らが代表者としてビジネスを展開している。メンバーにはタイのサラリーマンや日本語通訳などもいる。アムタが活動を開始してしばらくして日本で洪水が発生した時、アムタでは義援金50万円を集め日本に送った。アムタ副会長を努めているのが今回ご紹介するパッタナー・プラチャイブン氏で、やはり純タイ企業である「滑J発改善エンジニアリング」の創業社長。日本で学んだ「開発改善」を忘れないよう、その言葉をタイ語表記の会社名にした。ノム会長もかつて世話になった日本人「ヤマモト」氏を忘れない会社名にしている。2016年10月15日号のAMRで日本へ無一文で技能実習に行ったタイ人がタイに帰国後「開発改善エンジニアリング」を起業したとして紹介したが、3年ぶりに同社を訪ねてその後の発展ぶりを取材した。 |
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