中国・アジアの工場進出情報
2019.3.15 Vol.31 No.5
産業アナライズ<自動車>
「テスラ」を夢見る新興勢力のいま・中編
富裕層ねらいは成功するか
BEV(バッテリー充電式電気自動車)は高級車と安価なコミューターに二極分化する――果たしてこの読みは当たるだろうか。日本では「多くの一般ユーザーは当分BEVを買わない」「BEVの販売動向は補助金額で変わる」と言われてきた。中国政府がNEV(新エネルギー車)規制を導入したことを受けて日本のメディアは「もうエンジン車の時代ではない」との論調に変わったが、NEV規制初年度の中国ではやはり、一般ユーザーはBEVを買っていなかった。こうしたデータをネット媒体が暴露したことは中国政府にとっては想定外だったようだが、政府の思惑とは別のところで新興BEVメーカーが活発に動いている。なかでも富裕層をターゲットとするBEVだ。この1〜2年で商戦本番を迎えると言われる。「テスラ」を超えるブランドは現れるか。
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