香港のチャイナワールド・セクレタリー(China World Secretaries Ltd.、華世秘書服務有限公司)は2003年に設立され、現在の事務所も地下鉄(MRT)尖沙咀駅B2出口やKCR尖東駅N2出口からそれぞれ徒歩数分でいける便利な場所にある。社長の上園良一(うえぞの・りょういち)氏は1989年に香港に来て、サラリーマン、旅行社経営などを経て2003年にチャイナワールド・セクレタリーを設立している。現時点で400社強の日系企業に「法人維持管理」サービスを提供中。商社を含む製造業関係や日中間貿易など、中国絡みのビジネスを展開する会社が多い。「香港で20年以上、延べ1400社もの法人設立および管理業務に携わってきて思うことは、生産工場や貿易を主とする会社もあれば、サービスを提供する会社、職人芸を提供する会社など、多種多様です」と上園氏。