中国・アジアの工場進出情報
2019.2.1 Vol.31 No.2
産業アナライズ<機械>
ボールねじの玉不足が深刻化
日系メーカーが国内外で積極投資
日本のボールねじメーカーが国内外で積極投資に動く。産業用機械需要の空前の活況により、同機械の要素部品であるボールねじの需給が極めてひっ迫しているためで、日本精機は中国と日本で増産投資を進めているほか、中国、日本、米国、欧州で電動ブレーキブースター向けの生産設備を導入する。また、THKは日本、黒田精工は中国、ドイツ、日本拠点を増強するとともに、ツバキ・ナカシマも受注に応じて生産能力を順次増強している。
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