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ビジネスレポート |
第2次大戦でミャンマーの激戦地メイクティラが産業育成 |
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昨年12月1日号のAMRでミャンマーの秘境とされるカヤー(Kayah)州のLoikaw(ロアイコー)にある工業団地訪問記を書いた。このロアイコー訪問後、シャン州の高原にある州都タウンジーを経てミャンマー中部のマンダレー管区のメイクティラ(Meiktila)に行き数日を過ごした。メイクティラは古くからの交通の要所であり、第2次大戦末期に多くの日本兵が戦死した激戦地。日本人戦没者慰霊碑が「世界平和パゴダ」とも呼ばれるナガヨン・パヤーというお寺に設置され戦時中の日本軍の小型戦車も境内に展示されている。同地唯一の工業団地でも同工業団地の会長を兼務し紡績工場などを手広く経営するゾー・ウー(U ZAW OO)氏に対する突然のインタビューが叶ったが、同氏は工業団地内の同氏経営の各工場を見せてくれただけでなく、製品の納入先でもある同団地内の中国の衣料工場にも案内してくれた。同会長は「どんな分野でもよい。技術がある日本企業と組んでこの団地でなにか合弁事業を始めたい」と強い期待を表明した。「メイクティラの工場にも日本製機械が多く導入されているがどれも時代物。だから私は、とりわけ新品の日本製機械を導入する最新鋭の紡績工場を日本企業との合弁で実現させたい」とゾー・ウー氏は熱望した。 |
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