中国・アジアの工場進出情報
2019.1.1・15 Vol.31 No.1
FOCUS
日本公庫調査、中小企業の選ぶ有望な投資先
ベトナムが5年連続で1位/新たにHDバンクと提携
日本政策金融公庫(日本公庫)はこのほど「中小企業事業・取引先海外現地法人の業況調査報告」をまとめた。同調査は毎年、日本公庫の取引先のうち海外に現地法人を持つ企業を対象とするアンケートをもとに作成しているもので、今年は917社から回答を得た。事業展開先の有望国として1位に選ばれたのは5年連続でベトナム。労働力が安価で豊富であることが引き続き評価されたが、新たに市場の将来性の有望さに期待する企業が増えた。今後の経営方針については、ベトナムで事業拡大が8割に迫る勢いであった一方、先行き不透明感が増す中国では35%に留まっている。
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