中国・アジアの工場進出情報

2018.12.15 Vol.30 No.22
バンコクレポート
東南アジア最大級の商業施設、「アイコンサイアム」が開業
相次ぐ大型ショッピングセンター、生き残り策が課題に

 タイに東南アジア最大級の商業施設「アイコンサイアム」が11月10日にオープンした。売り場面積は52万5,000平方メートルと国内最大となる。周辺に住む約250万人が商圏になるとみており、毎日15万人の来店を見込む。日本の高島屋が中核テナントとして初めてタイに進出した。タイは所得水準が向上、年間3,000万人以上の外国人が訪れる観光大国であり、小売市場の成長が期待できる。ただ、財閥系企業がこぞって商業施設を開発し、小売業界の競争が激化しており、東急百貨店がタイ2号店の閉鎖を決めた。
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