中国・アジアの工場進出情報

2018.11.15 Vol.30 No.20
産業アナライズ<鉄鋼・金属>
アルミ箔メーカー3社、電気機器市場で攻勢
UACJと昭電が中国拠点を強化

 日本のアルミ箔大手3社がアジアと日本で供給体制を強化している。EV(電気自動車)市場の拡大に伴う電気機器向けの需要増に対応。なかでも世界最大のEV生産国である中国では、昭和電工が2017年に電解箔設備を増強したのを皮切りに、2020年にはUACJが電池箔の生産に乗り出すほか、コンデンサ箔を増産する。また、東洋アルミニウムも中国での量産に向け、コンデンサ箔の新製品を開発する。
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