中国・アジアの工場進出情報

2018.11.1 Vol.30 No.19
産業アナライズ<機械>
電機・精密向け工作機械大手4社、アジアで生販体制を強化
自動旋盤とNC加工機・操作盤を増産

 日本の電機・精密向け工作機械大手4社がアジアで生産・販売体制を強化している。東アジアで産業用汎用電気機器の設備投資が相次いでいることを背景に、同機器の製造に用いられる電機・精密向け工作機械の需給がひっ迫しているためで、シチズンマシナリーは自動旋盤事業の強化に向けタイ、ベトナム、フィリピン拠点を増強する。また、ツガミは安徽省で高精度NC(数値制御)加工機、インドで自動旋盤、スター精密は遼寧省でNC操作盤、タイで自動旋盤の増産投資を進めているほか、浜井産業は上海市の販売会社を完全子会社化した。
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