中国・アジアの工場進出情報
2018.8.1・15 Vol.30 No.14
ビジネスレポート
657社が出展した上海国際自動車製造技術・装備・材料展
(AMTS)
前ページの記事で「第7回中国国際ロボット展(CiROS2018)」を報告したが、まったく同期間である7月4日から7日まで上海の浦東にある上海新国際博覧センターで開催されていた「上海国際自動車製造技術・装備・材料展(AMTS)」の方が規模が大きい国際産業展だと知った。AMTSを主催したのは上海国際自動車産業総合展組織委員会で、オーガナイザーの上海フォーレバー展覧社によれば、会場である上海新国際博覧センターの中の10万uの展示スペースに657の国内外の企業が出展した。AMTSは2004年から続いているそうで今年は第14回の開催。ファナック(FANUC)や安川電機など日本のロボットメーカーも大きなブースで出展していた。自動車部品を中心としてエレクトロニクス、食品、包装、医療機器などに関する「AHTE」という50のフォーラムも併催されていた。上海は中国でも有数のロボット(機器人)市場だとされており、ロボットの名がつく他のロボット展も含め、自動車や自動化などをテーマとする産業展が頻繁に開催されている。今回のAMTSでは見かけなかった中国工場で産業用ロボットの増産を続けている不二越、川崎重工も他の展示会には出展している。
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