中国・アジアの工場進出情報

2018.5.15 Vol.30 No.9
ビジネスレポート
リズム協伸グループが欧米企業開拓、
ベトナム初のフープメッキも開始

 リズム時計工業(東証1部上場)では2011年に各種端子や精密部品製造の協伸工業を買収し100%出資、連結決算会社のリズム協伸(東京都港区虎ノ門3-7-20、資本金2億5,760万円、平田博美社長)としたが、その100%出資のベトナム法人であるホーチミン市の協伸ベトナム(=KVC、光永英男社長=リズム協伸取締役)とさらにその100%子会社であるリズム協伸ハノイ(=RKH、光永英男社長=非常勤)があり、そのメイン業務は金属プレスとインサート樹脂成型。KVCではベトナムで初めて、この6月からフープメッキ部品の受注を開始する。また、従来は日系企業中心のKVCだったが、2010年にKVCの女性営業が自動車部品関連をメインとしてベトナムに進出している米国企業からの契約を得た後、停滞していた欧米企業からの受注に力を入れていくことになった。リズム協伸では2017年には初の欧州事務所としてドイツに駐在員事務所も設置している。最近の同グループの現状を紹介したい。
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