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ビジネスレポート |
日本向け家具が激減したトップ・ワールド・インダストリーズの新経営方針 |
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タイ・ローカル企業で高級クラスの家具を製造するトップ・ワールド・インダストリーズ社は1976年に設立され、タイ東部のチョンブリ県のビーチであるバンセーンの海岸に沿う道路に面して15ライ(24,000平方メートル)の家具工場を構えている。将来の拡張などに備えて隣接地をさらに4ライを取得し従業員の運動場などにしている。家具の生産能力は40フィートコンテナ換算で月45コンテナ。2001年以来、2年前まで、ほぼ100%が日本市場向けのダイニングセット、こたつ椅子などでフル生産だったが、この2年で「日本向けが30〜40%、タイ市場向けが60%へと激変し、タイの家具業界は安く売るだけの競争に陥っている」と女性社長のスパット・シェバタマノン(Supat Chevathamanon)さん。そこでスパット社長に「現状と将来への経営方針」についてバンセーンの工場で聞いた。 |
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