中国・アジアの工場進出情報
2018.5.1 Vol.30 No.8
FOCUS
【日本企業のタイ事業実例A】
川崎汽船の冷凍冷蔵倉庫が好調
川崎汽船が、タイで冷凍冷蔵倉庫事業を開始したのは1989年、29年前のこと。今日でこそ多数の日系物流会社が同事業での進出を果たしているが、日系初の進出であり熱帯かつ新興国という難しい環境でのノウハウは他社の追随を許さない蓄積を誇る。2014年にはニーズの拡大に対応するかたちで、第2倉庫の営業を開始。この第2倉庫は同社のノウハウをつぎ込んだ最新式の倉庫で、2016年に営業を開始したベトナム倉庫(川崎汽船、日本ロジテム、クールジャパン機構の合弁)にもその技術が転用されている。
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