|
|
|
FOCUS |
【タ イ】
景気がようやく回復へ
FDIも増加
|
|
2017年のタイ経済は緩やかに回復に向かった。GDP成長率も第3四半期は前年比4.3%増と、伸び率は2013年第1四半期以来4年半ぶりの高水準を記録。輸出と観光が牽引したためだが、依然として内需は弱く、大規模インフラ事業の遅れもあり他アジア諸国の成長率を下回る水準で推移している。ただ同国政府は東部経済回廊(EEC)開発プロジェクトを本格化し、数多くの大型インフラ事業を計画。タイランド4.0関連での投資呼び込みにも注力しており、その効果も現れ始めた。2018年もこのまま回復に向かう見通しだが、年末に予定されている総選挙による影響は未知数であり、下半期から様子見へと移る企業が増える可能性がある。 |
|
|
|
|
|
|
|
掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権は鰹d化学工業通信社に帰属します。 |
(C)The Heavy & Chemical Industries News Agency, all rights reserved |