中国・アジアの工場進出情報
2018.1.1・15 Vol.30 No.1
FOCUS
2017年のアジア進出をふりかえる
2018年はどうなる?
■アジア全域が急回復した2017年
アジアにとって2017年は明るさが見えた1年となった。中心にあったのはやはり中国。鉄鋼や化学品などの資材・素材品を中心に、中国国内の需要増と環境規制の強化で他アジア諸国に対する輸出が減少。工業品価格が上昇したことによりメーカー各社の経営状況は健全化し、各国での生産投資の増加につながった。ベトナムを筆頭にインドネシア、タイなども好調に転じており、景気の底打ちが確認できた国は多い。
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