中国・アジアの工場進出情報
2017.11.15 Vol.29 No.20
産業アナライズ<自動車>
「電動化」は中国がメイン
メディアだけ「EV」と騒いだTMS
第45回東京モーターショー(TMS)は前回よりも約4万人少ない77.1万人の来場者だった。米国勢はGM、フォード、クライスラーがそろって不参加、インド資本のジャガー・ランドローバーも不参加、フィアット、アルファロメオなどイタリア勢も不参加という内容の薄さに加え季節外れの台風接近も手伝って来場者数は伸び悩んだ。海外報道陣の来場も前回を下回り、なかでも中国メディアは激減だった。一方、日本の自動車メーカーは中国のNEV(ニュー・エナジー・ビークル=新能源車)規制が2019年から罰則規定実施となることが発表されたことを受けてEV(電気自動車)およびPHEV(プラグインハイブリッド車)関連の開発プロジェクトが急展開を始めた。中国NEV商戦のスタートは2019年の春節前と予想される。今回のTMSは、水面下での中国NEV対応が熱を帯びていた。
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