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ビジネスレポート |
自動車部品向けの拡大めざすタイのローカルの「タイメッキ」 |
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1992年に設立された純タイ企業であるタイメッキ(Thai Mekki Co.,Ltd.)は、金属表面処理関連の各社からなるパタグループの一員。パタグループは1974年に創業した電気メッキで使用するケミカル、機械などの商社として始まり、これまでにメッキ関係のケミカル、薬品などを扱う母体のパタケミカル(Pata Chemicals and Machinery Co.,Ltd.)の他、2002年に設立した金属表面処理設備製造のパタエンジニアリング(Pata Engineering Co.,Ltd.)などからパタグループを形成している。グループの創業者であるサグアン氏(Mr.Snguan Chanlongsirichai)は現在も会長として全体の指揮をとっており、主要3社は3人の子息をそれぞれの社長として据えている。タイメッキの本社工場はバンコク都心部からはチャオプラヤ川を隔てた反対側のバンコク・バンクンティエンにあり、パタケミカルなども近くにある。バンコク東部のチョンブリ県にあるアマタ・ナコーン工業団地に2012年に創業したタイメッキ(2012)社(Thai Mekki 2012 Co.,Ltd.)があり、日本の会津技研と技術提携している。タイメッキ(2012)社の資本は100%パタグループだが、営業なども含めて日々の会社経営は会津技研から出向している2人の日本人に任せている。タイメッキでは主に多品種少量生産の小物へのメッキ加工がメインで、タイメッキ(2012)社は主に量産品を手掛けている。 |
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