中国・アジアの工場進出情報
2017.9.15 Vol.29 No.16
産業アナライズ<機械>
国内の産業用ロボットメーカー、中国の自動車市場で攻勢
安川電機がEV向け電機品/川重がラインビルダー事業を展開
中国の自動車市場で日本の産業用ロボットメーカーが攻勢をかけている。中国の自動車市場の拡大に加え、人件費の高騰や人員不足を背景に中国における自動車メーカーの投資は今後、ロボットによる省力化が中心になる公算が大きいためで、安川電機は安徽省蕪湖市にEV(電気自動車)向け電機品の合弁会社を2016年6月に設立したほか、川崎重工業は重慶市で自動車メーカー向けにラインビルダー事業を展開。また、ダイヘンは上海、重慶、広州と並ぶ自動車産業集積地へと発展してきた湖北省武漢市にテククニカルセンターを2017年2月に開設した。
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