中国・アジアの工場進出情報
2017.7.1 Vol.29 No.12
バンコクレポート
タイ、農地転用でインフラ整備計画に逆風
投資凍結した2009年「マプタプット騒動」の再来か
タイ政府のエネルギー政策が相変わらずもたついている。6月3日には農地の転用を巡る混乱からタイ石油グループが北部スコータイ県で操業する陸上油田が一部休止に追い込まれた。農地転用については今年2月にもタイ東北チャイヤプム県の風力発電所が計画を中断するなどの影響が出ている。環境破壊となる大規模開発についてNGO(非政府組織)が反対運動を展開していることが背景にある。タイは国内で消費する天然ガスの7割を自国で生産しているが、今後は輸入量が増加し、また電力が不足する懸念がある。
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