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産業アナライズ<化学> |
韓国の石化事情〜APIC2017より
内需堅調も輸出減少続く〜2017年は改善予想 |
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韓国の2016年における主要石化製品(合成樹脂・合繊原料・合成ゴムの合計)生産量は前年比0.3%減の2,093万トン(販売ベース)とわずかながら減少した。需要面では内需が5.2%増の1,108万トンと底堅かったが、輸出は5.8%減の1,077万トンと引き続き減少。内需は建設・建築向けを牽引役として堅調な一方、輸出は中国の内製化進展によって売り先を失う状況が続き、特に世界的な供給過剰が続く合繊原料は大幅な減少に歯止めが掛からなかった。2017年は3分野合計で生産が2.2%増の2,139万トン、内需が3.5%増の1,147万トン、輸出が0.4%増の1,081万トンといずれも増加を予想。アジアの石化産業は総じてタイト基調が続いており、輸出市場も改善するとみている。 |
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