中国・アジアの工場進出情報
2017.6.15 Vol.29 No.11
ビジネスレポート
経済成長始めた頃のタイの足元に及ばないミャンマーの
インフラ造りの遅さ
2015年の総選挙で圧倒的勝利を収めたアウンサンスーチー氏と国民民主連盟(NLD)による政権が2016年3月30日にスタートして早くも1年と2カ月が過ぎた。テイン・セイン政権末期からスーチー氏の政権になれば外資がミャンマーに押し寄せ近代化も加速すると多くのミャンマー人が期待したが、NLD政権担当後の変化の遅さ、経済の低迷に失望感もでてきた。しかし「やるべきことが多すぎる現政権で成果がすぐ出せなくて当然。人材が不足しているNLDで交代させたい人材に代わるべき補充もできない現状だからスーチー氏は精いっぱいやっている」と理解を示す知識人は多い。物価上昇、電力問題、インフラ整備が進まないことにいら立つ人も増えている。ヤンゴンの交通渋滞が深刻化し、停電も一向に無くならない現状にヤンゴン市民はSNS(交流サイト)を通じ不満の発信をしている。
⇒
全文(PDFファイル)
⇒
全文(HTMLファイル:図表含まず)
掲載の記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権は
鰹d化学工業通信社
に帰属します。
(C)The Heavy & Chemical Industries News Agency, all rights reserved