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ビジネスレポート |
ブルネイ工場から他のアジアなどに大豆ペーストの
ハラル食品原料を普及へ |
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敬虔なイスラム教国として知られるブルネイでハラル認証された大豆加工原料を製造販売するソイ&ワールド(英文社名Soy & World Inc.、資本金8,700万円、東京都港区赤坂3-2-8 アセンド赤坂3F)は2010年7月1日に東京で設立された。初代社長を務める三坂大作(みさか・だいさく)氏は「日本の伝統的な大豆加工技術を21世紀のグローバルマーケットに対応できる最先端技術に高めて普及させている」と説明する。創業当初の2年間は大豆加工技術を開発、皮付き大豆100%で添加物、防腐剤などもゼロの食品中間原料として大豆ペーストの製造技術を確立し日本特許を取得し、メイン商品の「マザーソヤ(MotherSoya)」は商標登録されている。2013年からブルネイ企業との合弁でブルネイ工場を稼働させたが、そこから18億人、年3兆ドルとされる世界のイスラム市場を狙っている。この巨大市場に参入する企業がまず取得しなくてはならないのがハラル認証(ハラルはイスラム法で許可を意味するアラビア語)だが、「世界1取得が難しいブルネイで認証されただけに、他のイスラム諸国での認定、ビジネス展開がしやすくなっている」(同)という。 |
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