中国・アジアの工場進出情報

2017.2.1 Vol.29 No.2
産業アナライズ<機械>
国内の工業用ミシンメーカー、ASEANと南アジアへの販売を強化
中国からの産地移転に対応/次の成長マーケットを開拓

 日本の工業用ミシンメーカーがASEANと南アジアへの販売を強化している。再輸出縫製品の生産が中国から労務費がより安い両地域にシフトしているためで、工業用ミシン世界最大手のJUKIはベトナム、インドネシア、バングラデシュ、ブラザー工業はベトナム、ミャンマー、インド、バングラデシュを重点市場に位置付け、拡販を図る。また、JUKIは次の成長マーケットとして中東・アフリカ、中南米を挙げている。
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