中国・アジアの工場進出情報
2017.1.1・15 Vol.29 No.1
政界人脈
《タイ》枢密顧問官人事と内閣改造
国王・枢密院・国軍の「三位一体」体制
タイでは、12月1日に即位したワチラロンコン新国王(ラーマ10世)が国王の諮問機関である枢密院の議長に、故プミポン国王が絶大な信頼を寄せていたプレム元首相を再任するとともに、同院議員(枢密顧問官)については「世代交代」を図る再編人事を同月下旬までに3回に分けて発令した。また、軍事政権のプラユット暫定首相は12月中旬、枢密院人事とも連動する第4次の内閣改造を実施した。ワチラロンコン新国王下のタイ王制は、新国王が前国王のような「超法規的」なカリスマ性と権威を持たないだけに、国王(王族)と枢密院、それに「近衛隊」化する国軍(軍政)が「三位一体」で支えていくことになる。
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