中国・アジアの工場進出情報

2016.12.15 Vol.28 No.22
ビジネスレポート
タイ市場狙う日本の中小企業の初出展も増えた金属加工展

 ASEAN最大の金属加工関係の国際見本市とされる「METALEX(メタレックス)」がタイのバンコク国際貿易展示センター(BITEC)で11月23日から26日までの4日間「第30回」として「グランドメタレックス2016」という名で開催、「ブランド数で3,300社が出展し、10万人が訪問した」と主催社であるタイのREED TRADEX社。台湾、中国、ドイツなど50カ国から出展しているが、出展企業の半数以上が日本企業でありさながら日本国内の展示会の様相。日本では同月(11月17日から)拡張された東京ビッグサイトで日本工作機械工業会の「JIMTOF2016」が過去最大規模で開催されたがタイのBITECでも従来の3万2,000平方メートルの展示場が今回の「METALEX(メタレックス)」に合わせて45%に拡張されたことから過去最大規模での開催となった。会場で話した日本の大手機械メーカーは「1週前に東京でと同じ機械を展示した」「やや小型機を展示した以外は東京で展示したのと同じ」というところがあった。
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