中国・アジアの工場進出情報

2016.12.15 Vol.28 No.22
クローズアップ
国内の工作機械メーカー各社、アジアの生産体制を強化
−中国・タイ・マレーシア・シンガポール・インド拠点増強−

 日本の工作機械メーカーがアジアの生産体制を強化している。今後、大幅な需要増が期待されるアジアでの生産比率と内製化率をアップさせるため、アイダエンジニアリングが中国、マレーシア、牧野フライスがシンガポール、ツガミが中国、インド、東芝機械がタイ、インド拠点の増強を計画・推進しているもので、このうちアイダエンジとツガミの案件は2016年度中、牧野フライスの案件は2018年に完了する予定。また、東芝機械はインドで新工場の建設用地を物色しているほか、日本精工も産業機械事業の生産基盤強化に向け、日本およびASEANを中心に合理化投資と設備改善投資を実施する。
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