中国・アジアの工場進出情報

2016.12.1 Vol.28 No.21
ビジネスレポート
ベトナム・ハイフォン「DEEP C(ディープ・シー)」工業団地が販売強化

 首都ハノイから105キロのトンキン湾に面するハイフォンまで時速120キロで走れる新高速道路が2015年末に完成、それまで3時間以上かかっていた移動が約1時間に大幅に短縮された。ベトナム南部でもメコンデルタ方面へ向かう高速道路など道路インフラが徐々に向上してはいるがハノイを中心とする北部の方が断然進んでいる。ハノイとハイフォンを中心とする商圏はさらに広がると見られ、ベトナムの戦略拠点になっている。2016年上半期のベトナムへの海外直接投資でハイフォン市が1位。このハイフォンで最大の工業団地が20年の歴史がある「DEEP C」(開発会社はディンヴー工業団地=DINH VU INDUSTRIAL ZONE JOINT STOCK COMPANY=DVIZ)でこれまでに65社(内日系14社)が進出しており(契約済含む)「その半分が最近5年間での進出」と同社では説明している。
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